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2017年

2017年12月06日

菊田一貴君 平成29年度日本電気泳動学会国際交流奨励賞(橋本賞)を受賞

菊田一貴君(81回)が、日本電気泳動学会で平成29年度日本電気泳動学会国際交流奨励賞(橋本賞)を”DCBLD2 is a novel biomarker of myxofibrosarcoma invasion identified by global protein expression profiling”の演題にて受賞しました。
 日本電気泳動学会は、「電氣泳動研究會」(初代会長:兒玉桂三先生)として1950年に設立され、電気泳動法及び関連する技術の進歩と普及をはかり、医学、生物学、獣医学、薬学、農学など幅広い領域における応用研究を促進することを目指した学会です。国際交流奨励賞(橋本賞)は、1999年に第4代橋本信也会長の下で開催された国際電気泳動学会の組織委員会、および橋本先生より寄贈された本学会国際交流奨励賞基金を原資として制定された賞で、本賞は日本電気泳動学会総会で発表された演題の中から選考され、国際的な学会での発表に値する優れた業績をあげた研究者に対して与えられるものです。
  粘液線維肉腫(Myxofibrosarcoma)は、中高齢者に好発する悪性軟部肉腫であり、極めて高い浸潤能を有します。外科的切除後の高い再発率が臨床上の問題となっており、本腫瘍に対する浸潤能に関わる分子の解明は新規診断法、および治療法開発のために非常に重要です。しかしながら、悪性軟部肉腫は希少がんであることから、研究を遂行するための十分な基盤がなく、現在まで本腫瘍の浸潤性関連分子を同定するような研究は皆無でした。
 今回の研究により、本腫瘍の浸潤性機構に関わる分子の一つが明らかとなり、この結果は、本腫瘍の今後の新規診断法や治療法開発のための大きな手がかりになることが期待されます。


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