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2018年

2018年10月29日

頚椎人工椎間板置換術 画期的な新しい手術を行うことが可能となりました

頚椎変性疾患(頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症)に伴う神経障害に対して、様々な手術法がありますが、前方からは主に前方除圧固定術が行われてきました。しかしながら、脊椎本来の可動性が失われ、さらに固定椎の上下で障害が新たに発生しやすくなるという問題がありました。人工椎間板置換術は、椎間板を摘出した後に可動性を有するインプラントを設置する手術手技であり、椎間の可動性を保持することで新たな障害発生を防ぐことが可能と考えられています。

頚椎人工椎間板は既に欧米、アジア諸国で広く承認されており、日本では平成29年に承認されました。現在は国内の18施設でのみ施行可能となっており、当院も実施施設に指定されています(http:www.jssr.gr.jp/)。頚椎疾患でお困りの患者様はぜひご相談下さい。

(図)頚椎椎間板ヘルニアに対して頚椎人工椎間板置換術を行った症例のX線像

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