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Traveling Fellow & 留学

日米手外科学会
JSSH-ASSH Traveling Fellow 報告記

高木 岳彦

2017年大阪大学の岡先生と参加させて頂きました。他国のフェローと一緒に訪問、合計3週間のプランとなります。今回は各国合計18人のフェローが5グループに分かれ訪問しました。私のグループは、岡先生のほかオーストリア・トルコの先生と4人。他国のフェローと一緒に回れたことは想像以上に楽しく有意義なものでした。

Hospital for Special Surgery, New York, NY

手術、外来見学、2日目は腕神経叢損傷の各種神経移行術を施行していました。

Rhode Island Hospital, Providence, RI

N.Y から Boston への移動の間に近隣施設への訪問がかないました。午前中だけで15件もの外来手術を終えたのには驚愕しました。分業制が確立しているアメリカならではだと思いました。母指CM関節症で大変参考になる手術をされていたので帰国後も生かしています。

Beth Israel Deaconesss Medical Center, Boston, MA


Beth Israel Deaconesss Medical Center (BIDMC)近くのpubにて(左が筆者)

若手2名のスタッフでの手外科チームで和気あいあいという印象がありました。私は現在取り組んでいる筋電義手への神経移行術のプレゼンをさせて頂く機会を得、違う視点から質問を頂き勉強になりました。

ASSH Annual Meeting, San Francisco, CA


ASSHのInternational Receptionにて(右上が筆者)

Precourse から大変勉強になる学会で刺激になりました。ここで5グループに分かれていた各国18人のフェローが一堂に会し、彼らと飲みに行く機会もあり、仲間意識が強くなりました。

Curtis Hand Center, Baltimore, MD


Curtis Hand Centerにて(左が筆者)

チーフの先生は非常に紳士的でフェローからの信頼も厚い方でした。舟状骨偽関節や無腐性壊死に対する大腿骨内側顆の骨軟骨移植術で論文を執筆している方で、たまたまその手術を見学する機会がありました。

University of Michigan, Ann Arbor, MI

夕方に集合し各フェローのプレゼン・質疑応答が夜まで行われ、翌朝は試問形式の Case lecture 、その後手術見学となりました。大変教育熱心で、私のプレゼンに対しても建設的な意見を頂きました。午後からは同じ Michigan 大学の形成外科先生のもとに Washington University より先生が来訪され、幸運なことに神経移行術の cadaver のデモ・講演を聴かせて頂く機会がありました。先生の lab meeting にも参加させて頂きました。

今回築いた交友関係を大切にし、今後も精進したいと思います。


University of Michigan 講演の後で

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